Bibliobattle of the Year 2021 大賞
「生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部」に決定しました。
「大賞を決める投票」の概要
Bibliobattle of the Year 2021では、大賞を決める投票を10月1日(金)〜10月31日(日)に実施しました。
その結果、Bibliobattle of the Year 2021 大賞は「生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部」に決定しました。多数のご応募ありがとうございました。大賞受賞者「生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部」
投票総数390票(会員:60票、非会員:330票)大賞授賞式
大賞の授賞式及び受賞スピーチを、大学ビブリオバトル・オンライン大会2021(12月19日(日))のプログラムの中で行う予定です。
【詳細】
日時:2021年12月19日(日)13:30〜14:15
場所:Zoomウェビナー及びYouTubeライブ
内容:大賞授賞式及び受賞スピーチ※大学ビブリオバトル・オンライン大会2021
https://univ-online.bibliobattle.jp/大賞受賞者コメント
この度は素晴らしい賞を頂き、とても光栄に思います。
生駒ビブリオ倶楽部と生駒市図書館は2013年から共催で活動をし続け、今年で8年目を迎えました。
長く活動をしてきた中で、昨年からCOVID-19の感染拡大というこれまで経験したことのない壁にぶつかりましたが、倶楽部員たちで創意工夫することで、むしろ活動の幅を広げることができました。
今にして思うと、様々な苦労はありましたが、本の話をしなくなる場がなくなるということは考えられず、継続するほうが自然でした。それだけ、私たちの生活にビブリオバトルが浸透していたのでしょう。
来年の3月13日には、7回目となる全国大会を開催します。全国の皆様の参戦・観覧をお待ちしております。生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部より
What's New ?
更新情報
ウェブサイトオープン
2021.6.1
Bibliobattle of the Year 2021のウェブサイトを公開しました。
候補者応募スタート
2021.7.1
Bibliobattle of the Year 2021の受賞にふさわしい候補者の応募お待ちしております。7月31日まで募集しています。応募フォームからぜひご応募ください。
候補者応募締め切りました
2021.8.1
たくさんのご応募ありがとうございました。
受賞者が決定しました
2021.9.27
Bibliobattle of the Year 2021受賞者が決定しました。数多くの推薦ありがとうございました。大賞を決める投票もありますので、そちらもぜひご参加下さい。
大賞を決める投票スタート
2021.10.1
今年の優秀賞の中から選ぶ大賞を決める投票がスタートしました。
大賞が決まりました
2021.11.5
今年の大賞は「生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部」に決まりました。たくさんの投票ありがとうございました。
本アワードについて
Bibliobattle of the Yearとは
ビブリオバトルとは、みんなで集まって5分で本を紹介し読みたくなった本(=チャンプ本)を投票して決定する、スポーツのような書評ゲームです。このゲームは誕生から10年以上経ち、今では全国で様々な場でプレイされるようになりました。全国に広がるビブリオバトルに関わるユニークな活動を発見し、それらの活動を多くの人に周知することで、各地の活動をさらに盛り上げていくことを目的に「Bibliobattle of the Year(ビブリオバトル・オブ・ザ・イヤー)」という賞が2016年に創設されました。
Bibliobattle of the Year 2021の実施概要
Bibliobattle of the Year 2021では、2020年度において、ビブリオバトルが関わる顕著な活動を行った個人・団体に対して、下記の賞を授与します。
(1) 優秀賞 (対象:普及委員会内外問わず、顕著な活動を行った個人・団体)
ビブリオバトルの発展に寄与する活動、未来志向の先進的な活動、広く認知された継続的な活動を行った個人または団体の功績に対する賞。(2) 特別賞 (対象:普及委員会内外問わず、顕著な活動を行った個人・団体)
ビブリオバトルに関連する個性的な活動をした個人または団体の功績に対する賞。推薦者は、受賞者に即して賞の名前を提案する。 例:特別賞 「○○○○」(3) 新人賞 (対象:普及委員会会員)
2019年4月1日以降に本会の会員になった者の顕著な活動に対する賞。(*) 大賞
優秀賞の中で、ビブリオバトルの発展に最も寄与した活動を行った個人または団体の功績に対する賞。
(9月頃(予定)に優秀賞を発表した後に、会員および非会員による投票を行い、受賞者を決定する)選考について
2020年度の活動において、自薦・他薦された受賞候補者(個人・団体)に対して、本会の選考委員会で審査の上、受賞者及び受賞する賞の種類を決定します。
・推薦者の資格:どなたでも推薦可能。複数件の推薦も可能。
・募集期間:2021年7月1日~7月31日
・受賞者(優秀賞、特別賞、新人賞)の発表:9月27日
・大賞を選ぶ投票期間:2021年10月1日〜10月31日
・Bibliobattle of the Year2021 大賞の発表:2021年11月5日・大賞授賞式:2021年12月19日(大学ビブリオバトル・オンライン大会2021本戦最終日にて)
選考フロー
Q&A
過去の受賞者を推薦することはできますか?
推薦できます。全国の多くの人に周知したい活動を表彰する制度ですので、過去の受賞者でも新たな展開や継続した活動によりさらに広く認知された場合など、過去の受賞時と異なった理由であれば受賞の可能性があります。
受賞したら何かいいことがあるのですか?
受賞者へは賞状が発行されます。またビブリオバトル普及委員会内での周知はもちろん、過去のBibliobattle of the Yearでは各種メディアで記事に取り上げられたりしていますので、活動認知につながるでしょう。 ▶2017年度のメディア掲載情報
Bibliobattle of the Year 2021 受賞者一覧
優秀賞
- 3件 -
【大賞】
生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部
【受賞理由】
2013年より定期的に開催を続けてきたビブリオバトルのコミュニティである。2020年はCOVID-19の影響により、「ビブリオバトル全国大会 in いこま」が中止になったが、2021年はソーシャルディスタンス、出場者のリモート参加など、感染対策を行い大会を実施した。また、定期開催のビブリオバトルでもオンライン配信(Zoom・YouTube)を活用し、関西圏のみならず全国のビブリオバトルに関わる人も楽しめる工夫を取り入れた。COVID-19の影響下においてもビブリオバトルを楽しむための工夫を柔軟に取り入れた点や、精力的な開催姿勢が高く評価された。
【活動紹介】
2013年から月に1度の定例会、2015年から毎年全国大会を開催しています。 2020年5月からは新型コロナウイルスの感染拡大予防に配慮し、Zoom・YouTubeを活用したオンライン開催・生配信を開始しました。 どんな状況でも前向きにとらえて、継続的に活動を行っています。 完全オンラインでの開催のほかに、オンライン・現地のどちらでも参加できるハイブリッド型の開催も行っています。 これまでオンラインでの開催の経験がなく、手探り状態で始めた試みでしたが、 倶楽部員が音響や照明の機材を持ち込んだり、カメラを工夫したりと皆で試行錯誤していくなかで徐々に軌道に乗り、オンライン要素を取り入れた全国大会も成功におさめることができました。
【参考リンク】
『英語でビブリオバトル実践集』執筆者
【受賞理由】
教育現場でビブリオバトルを英語で行い、授業の様子や進行を丁寧に説明した「英語でビブリオバトル実践集」は、ユニークな実践例が豊富に掲載されており、留学生が日本語で行うビブリオバトルや、ビブリオバトル世界大会の様子なども紹介されている。また、英語でビブリオバトルをするための表現例やおすすめの英語多読図書の目録もあり、誰もが挑戦してみたくなる内容となっている。好きな本を紹介することによって、発表者と監修の双方が言語の壁を越えて楽しむことができるとものであり、ビブリオバトルの楽しさの幅を世界に大きく広げている点が高く評価された。
【活動紹介】
『英語でビブリオバトル実践集』は2021年2月に子どもの未来社より発刊された書籍である。中学生から大学生までの実践例を集め、英語でビブリオバトルを行う授業の様子や進行を詳細に説明しているほか、巻末にビブリオバトルで使える英語表現集と英語多読図書目録が付録として掲載されている。著者の木村と近藤は立命館大学の英語教員であり、執筆と全体的な取りまとめを務めた。両者はこれまでにも様々な機会で英語によるビブリオバトルを実践し、イベントを主催してきた。滋賀県草津市で毎年開催される「くさつビブリオバトル」実行委員会でも中心的な役割を果たしており、同イベントの「英語の部」の経緯と様子は本書でも報告されている。
【参考リンク】
ビブリバトルin八戸
【受賞理由】
「ビブリバトルin八戸」はデーリー東北新聞社と八戸学院大学が2014年から毎年開催しているビブリオバトルの大会である。高校生の部、大学生の部、一般の部の3部門でのビブリオバトルを行う他、各部門の予選会を勝ち抜いた発表者は決勝戦に進み、全世代対決で、青森県、岩手県のチャンプ本を決定している。2020年度は主催関係者の協議を重ねつつ、COVID-19の感染予防対策を充分に講じて無事に開催し、ビブリオバトルを通した八戸市の全世代で交流する機会をつくった。大学と企業が中心となり、地域全体を巻き込んだイベントを継続的に開催している点が高く評価された。
【活動紹介】
「本のまち」を掲げる八戸市に本社を置くデーリー東北新聞社と、八戸学院大学が共催で、「地域の活字文化をさらに盛り上げよう」と2014年に第1回を開催。以来、青森、岩手両県から広く参加者を募り毎年実施してきた。 高校生の部と大学生・一般の部それぞれの予選を勝ち抜いたファイナリストが決勝を戦い、全世代を通したチャンプ本を決める。 予選、決勝の様子は翌日、デーリー東北の紙面に第一報を載せるほか、詳報を後日、2㌻にわたり掲載。読者にもバトルの魅力が伝わるようにしている。 2020年も新型コロナウイルス対策を施し、無事開催できた。今後も読書の楽しさを広められるよう関係者と協力していきたい。
【参考リンク】
特別賞
- 9件 -
阿波ビブリオバトルサポーター
【特別賞名】
ビブリオバトルの渦を作るで賞
【受賞理由】
2013年、徳島県内にビブリオバトルの魅力を広めることを目的に有志で結成され、2014年に徳島大学の公認サークルとなった。以降、「全国大学ビブリオバトル」の地区予選・地区決戦の主催、徳島県の中学・高校ビブリオバトル大会の補助、大学の授業におけるデモンストレーション実施など大学内外で活動した。2020年は活動の場をオンラインに移し、ビブリオバトルの場を提供し続けるなど、サークル活動を楽しみつつ徳島県のビブリオバトル普及を担う活動が評価された。
【参考リンク】
オンラインスクール ONESTEP
【特別賞名】
小学生もワクワクビブリオバトル賞
【受賞理由】
スクール内の参加型ラボ「才能発掘ラボ」内で小学生を対象とした「オンラインミニ・ビブリオバトル」を定期的に開催し、その様子をYouTube「オンラインスクールOneStepちゃんねる」で公開している。小学生のバトラーはおすすめ本を自分自身の言葉で表現し、ディスカッションタイムでも積極的に質問をするなど、生き生きとビブリオバトルを楽しんでいる。司会進行の先生たちの優しいサポートなど、小学生のビブリオバトル開催のヒントが詰まった活動が評価された。
【参考リンク】
皇學館大学ビブリオバトルサークル「ビブロフィリア」
【特別賞名】
愛書サークル賞
【受賞理由】
2012年に設立されてから三重県を中心にビブリオバトルを行っている。大学附属図書館で継続的にビブリオバトルを開催している他、三重県教育委員会と協力し、小学校・中学校・高等学校にてビブリオバトルのデモンストレーションを実施している。毎年開催される「高校生ビブリオバトル三重決戦」の司会進行、運営にも携わっている。また、COVID-19の影響下においてもオンラインにて活動を継続しており、三重県のビブリオバトル普及活動に10年近くにわたり貢献し続けていることが評価された。
【参考リンク】
札幌創成高等学校
【特別賞名】
全校一丸ビブリオ賞
【受賞理由】
「第1回全国高等学校ビブリオバトル北海道大会」の参加を契機に、校内で継続的な開催に取り組んでいる。校内外での企画・運営には、2013年にはイノベーション同好会が、2017年からは図書委員会があたっている。校内では中学生との交流大会や、国語科・地歴科の授業、探求学習でのビブリオバトル実施など、幅広い取り組みがなされている。2021年4月に生徒に手により「校内ビブリオバトル」が開催されるなど、全校をあげての取り組みが評価された。
【参考リンク】
長南ビブリオカフェ
【特別賞名】
長南ビブリオ賞
【受賞理由】
千葉県長南町を中心に、ビブリオバトルを活用したコミュニティづくりを進めている。2020年度はオンラインでのビブリオバトルだけでなく、地元の小学校のグラウンドでレジャーシートを敷いて、小学校のテラス、茂原市のショッピングセンター、お寺(妙光寺)、いすみ市の図書館、公民館など、地域の開催を中心に活動してきた。2018年から継続的にビブリオバトルを行いながら、地域の様々な人を繋いできた活動が評価された。
【参考リンク】
Pacific reading club
【特別賞名】
別府でブックフェスティバル開催!
ビブリオバトルで地域に貢献賞
【受賞理由】
2020年6月に立命館アジア太平洋大学の学生3名で発足した団体である。活動目的は「本のもつ魅力を多くの人に届けること」と、「読書習慣をつけるきっかけを人々に提供すること」である。同年12月に別府市を巻きこんで、ビブリオバトルと著名人の対談を柱とした「別府ブックフェスティバル」を主催し、開催資金援助をクラウドファンディングサイト「Ready for」で募り、イベントの開催・成功に導いた。ビブリオバトルを通して地域活性化への貢献をしたことと開催を実現するために、クラウドファンディングを用いたこと等が評価された。
【参考リンク】
ビブリオバトルこうしん
【特別賞名】
広い信州を東西南北
ビブリオバトルでまたにかけ賞
【受賞理由】
甲信地方のビブリオバトルをサポートすることを目的とし、初心者に向けたビブリオバトル体験会の開催や本の紹介企画等を行っている。COVID-19の影響下においても対策に取り組んだ上で、県立図書館「信州・学び想像ラボ」にて継続してビブリオバトルを開催している。特定の地域に限定された活動ではなく、長野県の至る所で初心者向けのビブリオバトルを開催しており、広大な地域の普及活動を行いビブリオバトルを広めたことが評価された。
【参考リンク】
ほんぽーと新潟市立中央図書館
【特別賞名】
新潟の本の港「ほんぽーと」から
ビブリオバトルの大海原へ!賞
【受賞理由】
2013年からイベント型のビブリオバトル「ほんぽーとビブリオバトル」を継続的に開催しており、その様子がテレビ、雑誌、新聞で取り上げられるなど、新潟県内におけるビブリオバトルの認知度を高めることに貢献してきた。また、2019年からは、少人数によるコミュニティ型のビブリオバトル「ビブリオバトル体験会」、「はじめてのビブリオバトル」、「ブックカフェ」を継続的に開催し、COVID-19の影響による通常の開催が困難な状況下でも、その灯を絶やすことなく活動を続けた点が評価された。
益井 博史
【特別賞名】
エンジョイステイホーム
ビブリオバトル賞
【受賞理由】
自身の青年海外協力隊としての活動を綴った体験記、『ソロモン諸島でビブリオバトル』(子どもの未来社)を執筆し、ビブリオバトルが持つ新しい可能性を示した。また、COVID-19の影響によって対面でのイベント開催が難しくなる中、ビデオ会議ツールを用いた開催のハウツー動画の作成や、「ビブリオバトル on YouTubeライブ」の配信など、ステイホームしながら楽しめるビブリオバトルの形を探求し、普及に努めたことが評価された。
【参考リンク】
新人賞
- 7件 -
河野 亜美
【受賞理由】
高校生からビブリオバトルに関わり、大学生で皇学館大学の「ビブロフィリア」にて普及活動に取り組む。2020年は「ビブリオバトル on YouTube ライブ」(テーマ:はんぶんおとな)、マジックビブリオバトルにゲスト出演や普及委員会理事として「ビブリオバトル・シンポジウム」の実行委員長を担当するなど、三重県だけでなく、オンラインを通じて全国のビブリオバトル普及に大きく貢献した点が評価された。
【参考リンク】
喜木 海弐
【受賞理由】
滋賀県を中心に活動している。高校在学中から草津市民交流プラザの「まいにちビブリオバトル」でバトラーとして参加するだけでなく、2020年からは全国各地のオンラインでのビブリオバトルに積極的に参加し、自身も主催者としてオンラインでのビブリオバトルを定期的に主催するなど主体的な活動を続けている。これらの精力的な取り組みが評価された。
枸杞 明彦
【受賞理由】
全国各地にビブリオバトルの楽しさを広めている、「SF文学振興会」の取り組みに積極的に参加している。同会が月に一度、日比谷図書文化館で開催しているビブリオバトルに携わっている他、横浜に遠征しての実施にも出席し、場作りに貢献している。また、足立区立図書館で開催されているビブリオバトルにも能動的に参加するなど、多くの場でビブリオバトルの魅力の普及に寄与している。これらの、今後の活動に期待ができる取り組みが評価された。
【参考リンク】
杉山 和芳
【受賞理由】
COVID-19への感染対策のために学校が休校となるなか、オンラインビブリオバトルを定期的に行い、子どもたちに本を通して交流する場を提供した。オンラインビブリオバトルには複数校の生徒が参加することもあり、学校の枠を超えた交流につながった。対面での開催が困難であるなか、オンラインの利点を生かした交流を生み出したことが評価された。
【参考リンク】
- 図書館情報 | 東京都立南多摩中等教育学校
- 教育新聞(ログイン必要)
- 東京都教育委員会「令和2年度「高校生言葉の祭典」の報告」
田中 静子
【受賞理由】
青森県八戸市の中学校教員として、学校内で話し合い活動や表現活動にビブリオバトルを取り入れ、子どもたちの学びを豊かにするだけでなく、八戸ブックセンターで月1回開催されるビブリオバトル形式の読書会「本と珈琲」にも参加した。地域の読書愛好家たちが集まって議論を交わす場を守るなど、地域での活動にも精力的に関わっており、ビブリオバトルの普及に貢献している点が評価された。
【参考リンク】
- icloud写真(ビブリオバトルの様子)
- Googleドライブ(アクセスリクエスト必要)
鍋島 祥郎
【受賞理由】
大阪のOBPアカデミアを拠点にした活動を行う「OBPビブリオバトル」の主要メンバーとして、毎月最終水曜日の夜にビブリオバトルを開催している。2016年7月に第1回OBPビブリオバトルを開催してから、2021年までに60回以上のビブリオバトルを開催してきた。COVID-19の影響下でもオンラインを活用することによって、ビブリオバトルを継続的に開催しており、大阪中心部で多様な人をつなぎ、楽しませてきた活動が評価された。
【参考リンク】
美土路 真奈美
【受賞理由】
横浜市立汐見台小学校の学校司書として、学校内のクラブ活動「読書クラブ」でミニビブリオバトルを開催した。また、休み時間を利用して、「図書館で先生対決漫画ビブリオバトル」や「子供対決怖い本ビブリオバトル」などのイベントが計8回開催されている。また、朝の読書の時間に「先生対決ミニビブリオバトル」を全校放送し、休み時間に児童が投票してチャンプ本を掲示発表するなど、独自の活動を展開している点が評価された。
過去の大賞受賞者
Bibliobattle of the Year Grand Prize
2020年度大賞受賞 : NBCラジオ「ラジオDEビブリオバトル」
2019年10月より、「長崎県をビブリオバトルの強豪県に!」を合言葉に、毎週ビブリオバトルの番組を配信している。高校生の県大会の様子や、自社で開催する研修会でのミニビブリオバトル、学校での座談会、ビブリオバトル関係者へのインタビューなど、ビブリオバトルに関連する草の根レベルの多様な取り組みを、地道にかつ定期的に開催・発信している。また、番組に参加した高校生たちが、卒業後にビブリオバトルのサークルを結成するなど、番組の波及効果も高く評価された。
2019年度大賞受賞 : 佐世保市立図書館
2016年に定期開催を始めて以来、2017年には市内商業施設で初の出張ビブリオバトル、同年秋には市主催のイベント内で「ビブリオバトル佐世保大会」を開催するなど、積極的に館外活動も行っている。2018年にはバトラーが全て“お坊さん”という「ボウズ・ビブリオ」を開催した。これまでの活動により市内中学・高校・大学や民間団体、社会福祉団体等との連携が広がり、ビブリオバトルをきっかけに他の連携イベントへの開催協力も増えている。斬新な企画でビブリオバトルの普及に尽力する活動が、高く評価された。
2018年度大賞受賞 : 草津市立市民交流プラザ
2017年度大賞受賞 : 株式会社 有隣堂
2013年「ビブリオバトル in 有隣堂」として開催を始めて以来、累計開催数は60回を超えており、2016年は店舗や商業施設など12か所で16回行い着実にファンを増やしている。また図書館総合展での「中の人をつなぐビブリオバトル」、横浜市教育委員会主催フォーラムにて市内初の代表者戦「ビブリオバトル@横浜読書百貨展」など様々な団体とも連携し、本拠地神奈川県を中心に開催支援や講師活動、文房具を取り入れた異素材ミックス企画などビブリオバトルの可能性を拡げ続ける活動が高く評価された。
2016年度大賞受賞 : 益井博史さんとソロモン諸島のみなさん
京都でビブリオバトルふしみを立ち上げ、定期的なビブリオバトルの開催や地域イベントと交流を重ねるなど、ビブリオバトルの枠を超えた活動をしてきた。個人としても各地のビブリオバトルに参加し、「ビブリオバトル首都決戦」の本戦出場、「ビブリオバトル関西大会 in いこま」でのチャンプ本獲得など、華々しい活躍をしてきている。2016年からは、日本での地域活動を発展させ、青年海外協力隊として赴任したソロモン諸島で、ビブリオバトルの定期的実施を通した国際的な普及活動を実践している。「伏見の益井」から、「世界のMasui」と呼ぶに相応しい活動が高く評価された。
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